現代の西洋占星術では太陽と惑星の運行が中心となっています。
恒星占星術では太陽と惑星の黄道上の位置、地球の地平線、天球の子午線、恒星、これらの要素が考慮されています。
天空の星の見え方は地球上の緯度によって変化します。
つまり出生時間だけではなく、
緯度が大切な要素となります。緯度によって出生図と関わりがある恒星が変化するのです。
出生日、時間に加えて出生した場所=緯度が、
人のアイデンティティに影響を及ぼすのです。
例えば、本日の北緯35度のヒライアカルライジングと
セッティングはルクバトとカストールです。北緯55度のロシアではアキュメンと
エル・ナトになっています。
また、太陽と関連する恒星は緯度ごとに
小刻みに変化しています。