パランとは何を意味するのか。
恒星占星術の重要な概念は主に2つあります。
1つはヒライアカルライジング、ヒライアカルセッティングです。
もう一つの重要な概念はパランです。
パランとは恒星と惑星の組み合わせです、
惑星と共に恒星が上昇したり、沈んだり、天頂、天底にあったりすることです。
地平線、子午線、惑星、恒星の4つの要素が
パランを構成しています。
恒星の地平線への上昇(ライジング)、
天頂に昇る時(カルミネート)、
また地平線に下降する時(セッティング)、天底(ナディア)
にある時と惑星の組み合わせの状態を表します。
使用される恒星は、黄道上の12星座の星を含む64の星々です。
例えばオリオン座のリゲル、ベテルギウス、蠍座のアキュメンなどがパランする星として使用されます。
パランは新しいものではありません、
古くはバビロニア時代の占星術家、神官によって使われ、
紀元前に初期のヘレニズム時代の占星術家達も使用していました。
このサイトではパランを恒星と惑星の関わりと
記述してきました。
本日の太陽はアルニラム、アルゴル、
ベラトリックス、ラス・アルハゲとパランになっています。(北緯35度)パランは緯度によって変わります。